あらすじ
俺、レオンは軍学校を卒業して、普通の兵士として平穏に生きていく――はずだった。
ところが配属されたのは、皇帝直属の監察組織〈黒紋監察室〉。
汚職、陰謀、反乱の芽――表沙汰にはできない帝国の問題を人知れず処理する、いわば皇帝直属の隠密組織だった。
いや、なんで俺!?
俺は目立たず、普通の兵士として生きていきたいだけなんですけど!?
マフィア抗争、貴族の陰謀、次期皇帝位争い、カルト集団の暗躍――。
次々と帝国の闇案件へ放り込まれ、どうにか生き残るために情報を集め、その場その場でできることをする日々。
ところが仕事をこなせばこなすほど、なぜか結果は大きくなっていく。
「まさか、そこまで先を読んでいたのか……」
「いや、そこまでは考えてませんけど!?」
周囲からの評価は上がり、任される仕事はさらに危険に。
本人の望む平穏な兵士生活は、どんどん遠ざかっていく。
有能ではある。でも、周囲が思っているほどの超絶策士ではない。
普通の兵士になりたい隠密が、今日も望まぬまま帝国の闇をひっくり返す。
巻き込まれ系・勘違いファンタジーコメディ!