あらすじ
最愛の人が最も憎む「鉄屑」になってしまった僕の、不器用すぎるバディ・アクション!
警察学校で万年落ちこぼれだった青年・ユウキは、密かに想いを寄せる優秀な同期・桐生カレンを暴走ロボットから庇い、その命を落としてしまう。
「もっと生きて、彼女の隣にいたかった。彼女を護れる、絶対に壊れない身体が欲しかった――」
絶望の中、その最期の願いが届いたのか。次に彼が目を覚ました時、なんと対テロ用の最新鋭ロボット『シオン』の強靭な装甲の中に「魂」だけが宿っていた。
最強の身体を手に入れ、これで彼女を護れると喜んだのも束の間。配属された先で待っていたのは、新人刑事となったカレンとの最悪の再会だった。
両親をロボットに奪われたトラウマを持ち、さらにユウキの死で心を凍らせてしまった彼女からの評価は、無慈悲にも『敵対心(Hostility):100%(MAX)』。
「こんな鉄屑のバディなんてお断りです。あんたはただの盾よ」
言葉は通じず、機械の合成音声しか出せない。氷のように冷酷な命令と軽蔑の目を向けられながらも、ユウキは鋼の肉体を駆使し、理不尽な命令違反(エラー)を起こしてまで、決死の覚悟で彼女の危機を救っていく。
嫌われてもいい。ただの鉄屑だと思われてもいい。
――どんなに遠くても、今度こそ僕が、絶対に君を護り抜くから。
すれ違う人間と機械の絆が再び交差するとき、冷たい鋼の機体に奇跡が宿る。
不器用で真っ直ぐな想いが世界を覆す、近未来SF・純愛アクション!