あらすじ

読書強度:★★☆☆☆ 星2つ (たぶん中高生が読めるレベル)       ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇       ⚠ 第1巻のネタバレ ⚠  人間と加工物のみが天に堕ちる、重力反転した世界————  人類は地中に都市を築き、暮らしている。  人類の背には『蝋翼』と呼ばれる赤い触手が生えている。  それは手足と同様、生活するに欠かすことのできない人体器官であった。  だが、中学三年生の桜倉未来(さくらみき)は、心的外傷を原因とする蝋翼難出障害を抱え、翼を広げることが出来ずにいた。  そのためミキは、学内で虐めを受け、母との関係も崩れてゆく。  唯一の支えは、親友・遠井真緒(とおいまお)だけだった。  そしてある日、ミキは生きることに望みをなくして、マオとともに天に堕ちようとする。  だがその瞬間、ミキの背から翼が解き放たれる。  ————しかしそれは赤い触手の翼ではなく、百合の花のような白い翼の触手だった。  ミキが望んでいた翼————  だが、その開翼が原因としてミキは生き残り、親友のマオだけが、空の彼方に消えてしまう。  そうしてミキは、罪の意識にさいなまれる。  だがその後、ミキの前にクラゲの姿をしたマオが現れ、二人はもう一度天に堕ちるようとする。  けれども、そこでミキは白翼を持つ二人の少女『百合人』と出会い、拘束されてしまう。  その後ミキは、国家直属の実存機関『シラユリ』に勧誘され、使命を背負わされることになる。  使命————それは、人類を惑わし天に堕とす、悪霊『アブサード』と戦う義務だった。    アブサード殲滅執行係の港明鐘(みなとあかね)と森由雁(もりゆかり)。  冷徹な救済執行者・草壁霧衣(くさかべきりえ)。  実存機関の司令官・越水栞(こしみずしおり)。  彼女たち百合人は、世界を救うために戦っている。  死を望むミキであったが、義務によって死から離され、自らが抱える矛盾と向き合うことになる。    死こそ救いか、生は欺瞞か———— 「わたしは世界を救わない」とミキは言う。 それでも生きて、戦い続ける少女の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/01
  • 現在の作品わたしは世界を救わない。- Mundum non servabo.