あらすじ

目を覚ますと、そこは暗い地下道だった。 名前も、ここがどこかも、自分が何者かも思い出せない。 体は、手のひらに乗るほど小さい。身長は、たったの5センチ。 身を守る武器は、落ちていたケーキ用の小さなフォークが一本。 目の前には、自分より巨大なゴキブリが、顎を鳴らして迫ってくる――。 「――この世界は、おまえのものだ」 夢の中で聞いた、誰かの声だけが、耳の奥に残っていた。 22世紀末。増えすぎた人類は、自らの意識を1/35サイズの素体「ケルバー」へ移し、小さな世界で生き延びる道を選んだ。 やがて外の世界へ出た小さな人類は、巨大な昆虫や小動物と戦うため、捨てられた日用品を接着剤でつなぎ合わせ、自分たちが乗り込んで戦う巨大ロボットを造り上げる。 再生構築機、「ケルバーダイン」。 記憶を失った少年・ゼロアは、紫の髪の少女トアに拾われ、戦うための学園へ。 そこで彼は、自分の手が「何か」を覚えていることに気づく。 肉体への回帰を願う旧人類「リザレクト」と、肉体を捨てて進化を目指す新人類「エグゼクト」。 終わりの見えない戦争の只中で、止まっていた世界の歯車が、再び回り始める。 プロモデラーが描く、ゴミから生まれた小さな巨人たちの――世界を再生構築する物語。

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小説を読もう2026/09/01
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