あらすじ
都内の私立大学に通う二年生のリヒトは、天文学サークルの仲間であるリリコに一年越しの片想いをしていた。
ある夜、屋上で天体観測をしていたリヒトは「満月の夜に願い事をすると叶う」というリリコの言葉を聞き、彼女と結ばれる未来を願う。
もっと彼女と近づきたい。でも声をかける勇気はない。
リヒトは、講義後のリリコを尾行する。彼女がファミリーレストランでアルバイトをしていることを知ると、すぐに履歴書を用意し、自分も同じ店で働き始める。
サークルではほとんど話せなかったリリコと、バイト仲間として会話できるようになったリヒトは幸福に包まれていく。彼女の何気ない仕草や言葉まで愛おしくなり、日に日に想いは膨らんでいった。
やがてリヒトは、バイト帰りのリリコを再び尾行するようになった。
そんなリヒトには、ネネというストーカーがいた。ネネにも僕というストーカーがいて。