あらすじ
【実体験の悪夢から生まれた日常侵食ホラー】
深夜の店舗に鳴り響く、執拗なクレーム電話。
「客の話し声がうるさい」と一方的に怒鳴る見えないクレーマーの対応に追われ、精神を削られていた。
そんなある夜に見た悪夢。
古びた2階建てアパートの前で立ち話をしていると、1階右端の窓から住人が「静かにしろ」と怒鳴り込んでくる。
しかし、本当に恐ろしかったのはその隣――真ん中の部屋の窓だった。
カーテンの隙間から、受話器を耳に当てたまま無言で見つめてくる青白い顔。
恐怖で目を覚ました自宅の寝室に、再び不気味な音が響き始める。
日常のストレスと怪異が交錯する、後味の悪い短編ホラー。