あらすじ

物語の舞台は、夜が長く続く古都「ルナリエ」。 街の中心には、何百年も動き続ける巨大な時計塔があり、その地下には人間には知られていない「人形たちの国」が存在している。 そこで暮らすのは、十人の「人形姫」。 彼女たちは人間そっくりの姿をしているが、胸の奥には「心核」と呼ばれる特別な宝石が埋め込まれている。 そして彼女たちには、一つだけ共通した使命があった。 月が赤く染まる夜。 「最後の歌」を完成させること。 その歌が完成すれば、人形たちは永遠の命を得られる。 けれど―― 歌が完成した瞬間、十人のうち一人が「消える」。 誰が消えるのか。 なぜ消えなければならないのか。 そして、そもそも彼女たちを作った「人形師」は何者なのか。 何も知らない十人の少女たちは、笑って、喧嘩して、泣いて、時には傷つきながら、一緒に暮らし始める。 そんな彼女たちの前に、一人の人間の少女が現れる。 少女の名は――エリシア。 そして彼女の胸には、人形姫たちが探し続けていた「失われた十一番目の心核」が眠っていた。

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小説を読もう2026/08/31
  • 現在の作品人形姫は月に謳う