あらすじ
伝説の悪役令嬢セレスティアの娘リディアは、隣国ルクシアの王太子オスカーと婚約し、帝国の援助監査官として国を支えていた。
ところがオスカーはリディアの功績を自分のものと思い込み、伯爵令嬢フローラとの遊興に援助金を使い込んでしまう。
そして卒業祝賀会の日、リディアの財産を奪うため、彼女を反逆者に仕立てて婚約破棄を宣言した。
しかし王太子は知らなかった。
国防も、教育も、医療も、すべてアルヴェイン家の援助によって成り立っていたことを。
そして王家に、四十八万金貨もの返還義務があることを。
「婚約破棄は承りました。ところで殿下、使い込んだ援助金はいつ返してくださいますの?」
民への支援は継続し、腐敗した王家だけを切り捨てる。
歴史から何も学ばなかった王太子へ、二代目悪役令嬢が最高額の請求書を届ける痛快ざまぁ物語。