あらすじ

ゲーム《レグナクロニカ》の世界に転生した。 総プレイ時間、約2700時間。 攻略情報はもちろん、設定資料集まで読み込んだ俺にとって、そこは知り尽くした世界――のはずだった。 「東の村、初期イベントあるぞ!」 「隠し宝箱もう取られてる!」 「そこ最短ルートじゃない」 「……お前らも知ってんのかよ」 転生したのは、俺だけじゃなかった。 攻略Wiki編集者。 RTA勢。 考察厨。 対人ガチ勢。 生産職を極めた者。 この世界に放り込まれた百人全員が、《レグナクロニカ》のプレイヤーだった。 当然、ゲーム知識だけでは無双できない。 レアアイテムは早い者勝ち。 隠しイベントは奪い合い。 誰かが行動するたび、知っているはずの未来が変わっていく。 そんな中、俺に与えられた固有スキルは《余白》。 見えるのは、攻略Wikiにもゲーム本編にも載っていない――開発中に採用されなかった設定だった。 設定厨の俺。 攻略Wiki編集者。 RTA勢。 考察厨。 同じゲームを遊び尽くしたはずなのに、知っていることも、得意なこともまるで違う。 百人の廃プレイヤーが、本物になったゲーム世界を攻略する。 そして俺たちは、まだ知らない。 ここがもう、俺たちの知っている《レグナクロニカ》ではないことを。

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カクヨム
カクヨム2026/08/31
  • 現在の作品俺だけゲーム知識で無双するはずが、転生者100人全員がプレイヤーでした