あらすじ
引っ込み思案な天使ウールは、黒が大好き。
だって、とってもかわいくて、カッコいい色なんだもん。
けどね、天使の世界では、黒は悪魔の色だって言われてるの⋯。
ドキドキいっぱい、とびきりキュートな夏、はじまりますっ!
あらすじ(ネタバレあり!)
王立天使学園の見習い天使ウールは、修行のため、ルームメイトのシフォン、チノ、ベルベットと人間界へやってきた。居候先が決まるまでは、学園が用意した寄宿舎で四人暮らしだ。
けれど、人間が怖いウールはいつも縮こまってばかり。そして、そんな自分が嫌いだった。
さらにウールは、天使らしい白やパステルカラーより、天使界では禁忌とされている黒が好きだという秘密も抱えていた。「天使なのに黒が好きなんて変なのかも」と、ずっと自分の「好き」を隠しているのだ。
そんなある日、ロリータ服が好きなおしゃれな少年、琥太郎と出会う。勢い余って黒い服が好きだと話すと、琥太郎はその気持ちを受け止め、一緒に服を選んでくれた。初めて自分の「好き」を肯定されたウールは、少しずつ自分に自信がついていく。
やがてウールは、琥太郎の、自分でデザインしたロリータ服を作りたいという夢を知る。
そして、服作りを手伝うことになったものの、裁縫は失敗の連続。材料も足りず、琥太郎は夢を諦めようとする。
ウールはそのとき、今度は自分が琥太郎の「好き」を応援したくなっていることに気づく。
そうして、街の人々の助けを借りて材料を集めると、最後は自らの「生成」の能力で、琥太郎の夢の一着を完成させた。
琥太郎はとても喜び、ウールに、居候の話を提案する。
嬉しさと驚きでいっぱいのウールは、悩んだ末、まずは仲間たちと、人間界の夏を楽しむことに決めた。
人間界で過ごすうちに、ウールは少しずつ「しあわせ」の意味を見つけ、一人前の天使としての一歩を踏み出していく。
一方、仲間たちの周囲では、悪魔にまつわる不穏な気配も動き始めていて――。
人間界と天使界、悪魔の街での大冒険の始まりの物語。
(空白行除外、40字✕30行換算で85ページ)
※完成原稿の感想・講評を得るためにAIを使用しました。本文の執筆は行わせておりません。