あらすじ
「魔法使いに、私はなる!」
13歳の夏休み。
高橋ひなたは、山奥に暮らす祖母・トキのもとで、夏休みを過ごすことになった。
トキは、本物の魔法使い。急死のひなたを救ったのも、トキの魔法だった。
自分も魔法を覚えれば、たくさんの人を助けられる。
そう信じて、ひなたは弟子入りを申し出る。
ところがトキは、なぜか魔法を教えたがらない。
それどころか、人々が病気を治してほしいと頼みに来ても、トキは頑として魔法を使おうとしなかった。
「助けられるのに、どうして助けないの?」
ひなたには理解できなかった。
――自分が救われた、その理由を知るまでは。