あらすじ

四年前のクリスマス・イブ。緑乃(みどりの)あかりは、夜空を駆けるトナカイとソリ、そしてサンタらしき人影を目撃する。それ以来、サンタに憧れを抱くようになった。  四年後。小学四年生になったあかりは、幼馴染の松樹(まつき)ふゆととサンタがいるかいないかで口論に。サンタの存在を信じるあかりだが、ふゆとの正論に言い返せず、悔しい思いをする。だが翌朝、あかりの枕元には欲しかったカメラのプレゼント。そしてその包装紙の中にサンタクロース社日本支部からの手紙が入っていた。手紙にはスカウト通知書。そして集合場所を示す地図も同封されていた。両親には手紙の文字や地図が見えないという不思議な状況の中、あかりは指定された場所へ。 そこには、同じくスカウトされたふゆと、そして鈴白(すずしろ)ゆきみという女の子。さらにサンタ社に仕える小人族が待っていた。三人はプレゼントボックスを通じて、雪に覆われたサンタクロース社日本支部へ。そこで講師のグリーラから、プロのサンタを目指すサンタクロース候補生として、三人一組で訓練と試験に挑むことを告げられる。 プレゼント係のあかり、ナビゲーター係のふゆと、パイロット係のゆきみは、トナカイとの交流やソリの操縦、プレゼント配達などの訓練に励む。しかし模擬試験では、互いの意見を尊重できず、不合格に。三人は仲違いをする。それでもグリーラの助言を機に、三人は自分たちの過ちを認めて和解。三人でプロのサンタを目指すことを決意。 そして迎えた本試験。吹雪の中、地図のミスによるトラブルに見舞われるも、三人は互いを信じ、それぞれの力を最大限に発揮する。ゆきみの勇気ある提案を二人が信じたことで、三人は最後まで諦めずに、制限時間ぎりぎりで全ての家への配達に成功。見事、本試験を突破。次の試験に向け、一度家に帰ることになった三人。別れ際、あかりはカメラで三人の記念写真を撮る。 こうしてサンタに憧れる少女の、サンタを目指す物語が始まるのであった。

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カクヨム
カクヨム2026/08/31
  • 現在の作品サンタクロース候補生