あらすじ
花岡蕾は、過去のことから本心が言えなくなってしまった。そんな彼女が学年一の人気者である水瀬紫陽、通称王子に出会い、そんな自分を変えようと決心する。
紫陽と放課後特訓を重ねていくうちに、本音を言えるようになってきた蕾は、道徳の授業で意見を発表したことをきっかけに自分に自信を持つように。
ある昼休み、紫陽を見かけた蕾は紫陽が悲しい顔をしていることを心配する。実は、紫陽は自分がないのだと思い悩んでいたのだ。自分の過去を打ち明けた二人の仲は深まっていく。
次の日、蕾の幼馴染である土佐絃葉が転校してくる。彼は蕾に好意を寄せていた。蕾に猛アタックする絃葉を横目に、紫陽は自分は邪魔じゃないのかと考え始める。
蕾が絃葉と仲睦まじく話しているのを見かけた紫陽は、自分が邪魔だと思い、席替えをきっかけに特訓にも来ず蕾を避けるように。なぜ避けられたのかわからない蕾は、不安を胸に積もらせる。
そんなときに、蕾の過去の元凶である明暗玲央に会ってしまう。彼に出会ったことで、自信をなくし、本音が言えなくなってしまった蕾。お互い話さないまま日々が過ぎていく。
親友である霧島由良に相談したところ、紫陽と話したいという本心に気づいた蕾は、紫陽を待ち伏せる。紫陽と本当の意味で再会できた蕾。紫陽に自分の本心を打ち明ける。
数ヶ月後、無事に中学校に上がり、自分の言いたいことを言えるようになった蕾。日常はこれからも続いていく。