あらすじ

|余裕の奥に未練を秘めたアンニュイおじさん&剣が得意で政務は苦手な王妹| 半年前、魔物が王都に押し寄せた。迎え撃った王妃は斃れ、王も昏睡状態に陥る。 魔物の再襲をおそれて人けの絶えた夜も、王都の外れのカフェハウス「ベルンシュタイン」は変わらず営業している。 アラフィフのマスターは愛想がないが、職人技の珈琲を飲みに来てはくだを巻く(そして受け流される)客が少なくない。 そこに偶然、若き新王の妹・サラが立ち寄る。 突然重責を背負うことになった兄を支えるため、王太后への忠誠が篤く、それゆえ大怪我を負って十年前に引退した騎士・レオポルトを探しているという。 身分を伏せてまで奔走する彼女に、マスターはさりげなく協力するが―。 マスターには、とある"目的"があった。 「ここで働けとは言っていないが」「だって、客商売には愛想が必要でしょう。だめでした?」「……」 国の正史には残らない、けれど確かに王を支えた二人の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/31
  • 現在の作品王太后の忘れ形見―元騎士は珈琲色の忠誠を再度誓う