あらすじ
【悲報】片目片腕になった途端、王立暗殺ギルドを無能追放されました。
かつて帝国全土を震撼させた最強のSSS級暗殺者・ゼノン。ある極秘任務で右目と右腕を失った彼は、手のひらを返したギルド長たちによって、退職金すら剥ぎ取られ組織を追い出されてしまう。
隠居生活を決意したゼノンは、下町の頑固な美人女主人が営むカジノ酒場『ホワイト・アロー』の用心棒に転職。そこで、スラムの孤児・ロビンを拾い、成り行きで「擬似家族」としてのスローライフ(?)を始めることに。
ロビンが父親の形見として大事にしているのは、中に精霊が泳ぐ、薄汚れた灰色の水槽。ゼノンたちはそれをただの骨董品だと思って、のんびり金魚鉢代わりに使っていた。
……しかし、彼らはまだ知らない。その水槽の正体が、名門辺境伯家が血眼になって探している、国家予算3年分に匹敵する【伝説の古代兵器と金脈】の封印を解く、唯一のマスターキーだということを!
一方、ゼノンを失った王立暗殺ギルドは依頼失敗が続き大崩壊の危機に陥り、「頼むから戻ってきてくれ!」と泣きついてくるが……。
「いまさら戻れって言われても、俺、いま家族とポトフ食うのに忙しいんで」片目片腕になっても世界最強の元暗殺者が、最恐の嫁(内縁)と可愛い息子(拾い子)と共に、自覚ナシに世界を揺るがす痛快アットホーム・ファンタジー!
※本家辺境伯と、追放したギルドへの『ざまぁ』もしっかり完備しております。