あらすじ
【ジャンル】
異能系おっさんバトル / 下町人情劇 / 超常キムチSF
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【あらすじ】
彼の名は「木村地蔵(きむら・じぞう)」、通称──裸キムチ。
年齢不詳、職業不明、常に全裸(ただし局部には高麗人参の葉っぱが貼ってある)。
彼の能力はただひとつ。「念でキムチを操る」こと。
白菜、大根、キュウリ──ありとあらゆる漬け物が彼の意思に従い、空を飛び、敵を貫く。
その正体は、かつて韓国の山奥で100年発酵し続けた伝説のキムチ「神漬(シンムル)」と融合した唯一の人間だった……!
ある日、東京・葛飾に現れた巨大化学調味料企業「UMAMI CORP」。
人工味覚で人々の舌と心を支配しようとする企業に対抗するため、
裸キムチは静かに立ち上がる。
「俺の漬けたもんが、世界を救う。裸でな。」
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【登場人物(一部)】
● 木村地蔵(裸キムチ)
見た目は50代、年齢不詳。常に裸だが、恥ずかしさはゼロ。念動力でキムチを操る異能者。過去に『漬けすぎて』追放された経歴を持つ。なぜか両手にだけは白い手袋をはめており、決して外さない。口癖は「浅漬けじゃ、魂まで染みねぇんだよ」。
● 大根内ユリ(だいこんうち・ゆり)
葛飾区役所勤務の若手職員。裸キムチに振り回されながらも、彼の『真の漬け意志』に惹かれていく。
● モノグルタミン博士
UMAMI CORPのCEO。化学調味料を信奉するマッドサイエンティスト。キムチを「過去の遺物」として侮辱する。
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【冒頭】
その日、葛飾の空を飛んだのは、鳩でもドローンでもなかった。
……キムチだった。
「あのっ! 全裸の男が、キムチを空に撒いてます!!」
通報を受けた警察官が現場に急行すると、そこにいたのは筋骨隆々、褐色の肌を輝かせるひとりの男。
全裸。その局部には高麗人参の葉っぱひとつ。そして両手には、白い手袋。
「安心しろ。これは戦争だが、辛さは控えめにしてある」
そう言い放つと、彼の背後で白菜が宙を舞い始めた。
──そう、彼こそが伝説のキムチ使い。
その名も、裸キムチ。