あらすじ
地味で友達のいない少女・愛咲凛音は、ある日、自分が雪女の血を引く半妖だと知る。
妖怪に奪われた親友を取り戻すため、凛音は謎の少女・ミトラとともに妖怪との戦いへ身を投じる。
だが、雪女の力を使うほど、凛音自身の身体にも異変が起こり始める。
学校では一人ぼっち。
戦場では氷を操る少女。
そして隣には、なぜか自分にだけ距離が近い美少女。
「普通の女の子でいたい」
「それでも、大切な人を守りたい」
二つの願いを抱えた少女の、妖怪と少女たちの物語が始まる。
愛咲凛音
――雪女の血を引く、地味で孤独な少女。黒髪でサラサラなセミロング。
「私……普通の女の子でいたかった」
本作の主人公。
大人しく、人付き合いが苦手。
学校ではクラスの片隅で一人で過ごすことが多く、目立つことを嫌っている。
しかし、その正体は――雪女の血を引く半妖の少女。
妖怪との戦いをきっかけに、氷や冷気を操る力に目覚めていく。
最初は自分の力を恐れていた凛音だが、親友・琴美を取り戻すため、そして自分自身の出生の秘密を知るため、妖怪との戦いに身を投じる。
性格は優しく、臆病。
それでも、誰かを守るためなら自分が傷つくことを恐れない芯の強さを持っている。
ミトラに守られるだけだった凛音は、やがて――
「今度は私が、ミトラさんを守りたい」
と思うようになる。
能力
氷・冷気の操作
水分の凍結
妖気の感知
雪女としての未知の能力
ただし、力を使うほど人間としての身体に異変が起こるという危険を抱えている。
◆ ミトラ
――凛音の前に現れた、謎めいた転校生。蒼いロングヘアの髪型。スレンダーでスタイルがよく、明るい性格。
「大丈夫ですわ。私が一緒にいますの」
凛音の前に突然現れた謎の少女。
妖怪について詳しく、戦闘能力も非常に高い。
凛音を妖怪の世界へ導き、彼女の力の使い方を教える師匠的な存在。
しかし学校では一転。
明るく社交的で、転校初日からクラスの中心人物になる。
凛音に対してだけは異様に距離が近く、ウィンクしたり、頬にキスしたり、手を握ったりと、かなり大胆。
凛音をからかっているようにも見えるが、その実、凛音のことを非常に大切にしている。
戦闘では冷静沈着。
凛音の危険を察知すると、自分の身を犠牲にしてでも守ろうとする。
一方で、凛音に関する秘密をいくつも知っている様子。
口調
「~~ですの」
「~~ですわ」
と独特な口調。
上品で柔らかい口調だが、戦闘時には芯の強さが出る。
◆ 琴美
――凛音が初めて心を許した親友。深い緑色のロングヘア。上品な顔つきで長身。
「凛音は一人じゃないよ」
凛音の数少ない理解者。
明るく、凛音とは対照的な性格。
学校では凛音と普通に接してくれる数少ない存在で、凛音にとっては大切な友人。
しかし、妖怪との事件に巻き込まれ、凛音の目の前から姿を奪われてしまう。
これが凛音が妖怪と戦う大きな理由になる。
単なる「守られるヒロイン」ではなく、
「凛音が普通の少女として生きたいと思う理由」
を象徴するキャラクター。
凛音にとって琴美を取り戻すことは、
「大切な友達を取り戻す」
だけではなく、
「自分が普通の少女として生きられる可能性を取り戻す」
ことでもある。