あらすじ
わたし、佐藤たまお(29)は、ある日突然、平安時代に召喚されました。
しかも、高校生の頃の姿で、なんで!!!
目の前にいるのは紅顔の美少年、眼福眼福なんて言ってる場合じゃない!
どうやらこの美少年、当代きっての呪術師?仙人?だって言うじゃないですか。
しかも、今、ヤマトを覆う邪気を祓うため、わたしが必要だとかなんとか、どうゆうこと?
いやわたし明日仕事あるから帰らせてください!
6時半におきて化粧して、インスタントのスープをいれて、エネルギーバーを齧りながら朝のニュースに目を通し、ギュウギュウパンパンの通勤電で会社に向かい、無意味な会議に顔出して「お疲れ様でした」って言って帰らなきゃならないんで・・・
て、明日のto doリストを思い返して、唖然とする。
わたしが居なければ、誰かがやるであろう業務の数々は、きっと誰かがやるだろう、ってヤバ!テンパりすぎて進次郎構文になっちゃった・・・・
その上、家族には見限られ、彼氏なし、親しい親友は高校の同級生一人という、どうころんだって勝ち組にはなれない境遇。
紅顔の美少年に「帰りたいのなら、帰らせてやってもええんじゃぞ」と偉そうに言われて、返事に窮するグヌヌッ。
まあね、わたしも大人だし、今は高校時代のセーラー服を着ているけれどもね。
困っている人から頼むと言われて、無碍に断るようなことはしませんけれど・・・
ただ平安時代で何しろっていうのよ!
どうやら遣唐使に出た最澄が、唐からとんでもない呪物を持ち帰ってしまったらしい・・・何やっとんじゃい!最澄!とツッコンだところで、紅顔の美少年と大和を目指す。
そこに、待ち伏せていたのが、なんと、空海!
”弘法も筆の誤り”でご存知の、弘法大師空海だっていうじゃないですか⁉
空海(36)も最澄(43)もイケメンミドルで参ったぁああ。
美少年、イケメンミドルとパーティー組んじゃって、女子高生の肉体に29歳の性欲を持つ、わたくし佐藤たまおがモンモンとしながらゾンビが跋扈する平安京で七転八倒しながら呪物を封印するまでの物語。
呪いに、祟りに、宮廷政変に巻き込まれながら一行は無事”呪物”を封印できるのか!!!乞うご期待!