あらすじ
99回、勇者は聖剣を抜き、魔王を倒し、世界は同じ朝へ戻った。
100回目の朝。羊を追って森へ迷い込んだ僕は、石座に刺さった聖剣を見つける。
触るだけのつもりだった。
なのに、聖剣は抜けた。
「返せよ! それ、僕のやつ!」
駆けつけた勇者候補の少年テオは、剣を抜けない。王様は『導きの書』にない展開へ狼狽し、旅の仲間たちは出会う前から役割を決められている。
そして聖剣の中から、無数の悲鳴が聞こえた。
これは、勇者の物語に入り込んだ名もなき村人が、魔王を倒すだけでは終わらない世界の輪へ挑む話。
カドコミ漫画原作コンテスト応募用の全5話脚本稿です。