あらすじ
1970年 ノーベル平和賞を受賞した男は、地方新聞社の女性記者の取材に静かに応じ、こう語った。
『My own merits are negligible. Let the applause be hers, and hers alone—for Margaret(私の功績など微々たるものだ。喝采は彼女に、彼女だけに送ろう――マーガレットに)』
1920年代 アメリカ 禁酒法とともに幕を開けた『狂騒の時代』その激動のうねりを逞しく生き抜き、やがて世界の命運を握ることになる一人の女性がいた。これは、歴史の片隅に埋もれた彼女が、数多の人物と運命を交錯させながら、激動の時代を駆け抜け、世界の進路を書き換えていく――愛と希望の物語である。
※本文中登場する人物は、すべて実在した人物です。