あらすじ
神樹墨、十歳。
新しく小学四年生になった彼は、クラスメイトから「不良」と呼ばれ、恐れられている。
顔や腕にはいつも傷があり、誰とも群れず、冷たい目で周囲を睨む少年。
けれど、彼が傷だらけなのには理由があった。
――この街には、普通の人間には見えない「化物」がいる。
墨は、浅間大社に伝わる御神刀を手に、放課後の裏山へ向かう。
ランドセルを背負い、ギターケースに偽装した御神刀を携えて。
本をこよなく愛する無愛想な少年。
その正体は、怪異を斬り、結界を操るゴーストバスターだった。
学校では「不良」。
放課後は「ゴーストバスター」。
これは、周囲から誤解され続ける少年・神樹墨と、彼の持つ御神刀が織りなす、少し不思議な怪異退治の物語。