あらすじ
【注意】
本作は『カドコミ漫画原作コンテスト【ナツガタリ'26】(カドコミ漫画原作コンテスト部門)』応募作であり、脚本形式での掲載となります。
応募規定に従い、全5話で一旦完結です。
キャラ表もこちらに載せておきますので、都度ご参照ください。
【あらすじ】
主人公・前坂悠帆は現実の世界でOLとして働いていたが、ブラック企業勤めの疲れが祟り、気づくとお気に入りのエログロ系学園モノノベルゲーム『スクリーミング・マッド・ストーリー』の世界に転移していた。
孤独なヒロイン・金嶺沙耶子に取り憑いて言葉巧みにそそのかし、沙耶子を破滅に導く悪魔のキャラクターとしてノベルゲームの世界を生きることになった悠帆。
しかし悠帆にとって沙耶子は、ひょっとしたら幸せになれるルートが出現するのではと期待して何十周も同作をプレイしてしまうくらい溺愛している推し。
原作には存在しない最強のハッピーエンドに導くため、沙耶子が不幸な結末を回避できるよう動くことに。
しかし、悠帆は不幸を回避するための直接的な指示はできず、沙耶子が自発的に行動したくなるような言葉を掛けないといけない。
沙耶子は両親から冷遇され続けた家庭環境や、周囲の環境のせいで疑心暗鬼になっていて、憎しみに感情が傾きがちなため、簡単には他人の言葉を信用しない。
沙耶子の一番の話し相手として上手く励ましたり勇気づけたり、ときには煽って発奮させながら、実は沙耶子の味方でいてくれる人たちと結びつけ、最高に幸せなハーレムエンドを目指していく。
【主要登場人物】
◯前坂 悠帆(さきさか ゆうほ)
・主人公にして視点人物。27歳の社畜女性。ブラック企業の過酷な勤務で気を失ったら大好きな黒箱系ノベルゲーム『スクリーミング・マッド・ストーリー(SMS)』の世界に転移していた。
・細かいことを考えず、行動力のあるアホなお姉さん的存在。
・推しである沙耶子を自ら産み直したいくらい愛でている。
◯金嶺 沙耶子(かなみね さやこ)
・郊外の洋館に一人で住んでる孤独な美少女。小柄で、髪も肌も真っ白なことから周囲の視線を過剰に気にしていて、強気でプライドを高く保つことで身を守っている。高校二年生だが、学校にはあまり通っていない。
・環境の悪さから疑心暗鬼になっていて怒りっぽく、あまり人の話を聞きたがらない。
・原作ゲームでは悪役ポジションだが、キャラデザの美しさと悲惨な境遇への同情心から一部ユーザーから熱狂的な支持を受けている。
◯ゴートン・ラム
・沙耶子が召喚の儀で呼び出した悪魔。羊の頭部に山羊の角が生えたマッチョな風貌。人間の悪夢が大好物で、生きる糧。原作ゲームでは取り憑いた沙耶子の孤独感や不安を煽って周囲への敵対心を極限まで高め、作中の人物を次々と惨殺するよう誘導していく。
・しかし転移した悠帆は、逆に沙耶子が周囲と仲良くできるように誘導していく。実体を伴って干渉したり、不幸な結末を回避できるような直接的な指示ができるわけではないので、あくまで沙耶子が自分の意思でそうしたくなるよう働きかけることしかできない縛りがある。
・原作では悪役ながら、宿主の沙耶子ともに絶命し、沙耶子を孤独のままにしなかったという意味で沙耶子の唯一の理解者でもあり、SNSでは光落ちのファンアートが大量に出回った。
◯白銀 光希(しろがね みつき)
・原作主人公。ヒロインズが通う高校に転校してきた二年生。正義感が強く、困った人を見過ごせない。
・原作では、ヒロインズと仲良くなっていき、その流れで沙耶子と対峙してそれに打ち克つという流れ。実は由緒ある退魔の一族であり、聖属性をまとった木刀でゴートン(と沙耶子)を討つ。
・原作主人公という立ち位置のため、ヒロインズと仲良くなるよう設計されていて、結果的に悠帆の邪魔をすることになってしまう。
【原作ヒロインズ】
◯一ノ瀬 和羽(いちのせ かずは)
・陽キャ。茶髪ボブで、背はそこまででもないが、見事なプロポーションと立派な胸を持つ。幼馴染の沙耶子とは中学時代までは仲が良かったが、高校では陽キャグループとの付き合いが増え、沙耶子と疎遠に。沙耶子は裏切られたと感じているが、和羽の方は密かに沙耶子を気にかけている。
・原作ゲームでは、和羽以外のルートに進んだときのみ誤解が解けないまま、沙耶子に裏切り者扱いされてゴートンの力で絶命する。
・沙耶子を救える立場ながら結果的に行動に出ず救えなかったことから、ネット上の一部沙耶子信者の間では風見鶏の悪党としてウケが悪い。「カスハ」という蔑称が付いている。
◯二崎 明那(にさき あきな)
・孤高のヤンキー。長い黒髪を雑なポニーテールでくくっている。そこらの男子に負けないレベルの高身長。誰とも群れない性格ゆえに、沙耶子と多少の関わりがある。高校三年生。
・沙耶子と同様、周囲への不満による暴力的な衝動を持っているものの、正義感が強く裏表のない性格であり、周囲とのケンカで程よく発散できている。
・原作では、明那ルート以外を選んだ場合、沙耶子の協力者になり、結果的に事件に巻き込まれていく。しかし、哲学なくマートンの力を駆使して惨殺していく沙耶子と対立し、ゴートンに殺されることになる。その際、沙耶子は友人として一定の信頼を寄せていた。
◯三星 花菜芽(みほし かなめ)
・三星財閥の令嬢で、日本屈指の資産家。黒髪ロングの大和撫子な見た目と違い、中身は好戦的な武道の達人。
・オカルトファンであり、ゴートンの噂話にも強い関心を持っている。原作では花菜芽ルート以外に進んだ場合、ゴートンと対峙する中ボスの役割をする。悪魔が相手でも恐れを知らず退魔アイテムを駆使して追い詰めるものの、僅差で敗北して死。
・当初沙耶子に関心はなかったが、裕福な家庭に育っているがゆえに悩みや苦しみに共感する。
【サブ】
●市川涙子(いちかわ るいこ)
・いじめグループの首領。沙耶子を敵視する。
・原作ゲームでは真っ先にゴートンの犠牲になる。
・取り巻きに、「早弓」と「美希」がいる。
◯中井 勇人(なかい ゆうと)
・光希とは小学生時代のクラスメイトであり、旧知の仲。情報通の親友キャラ。
◯富翁 美優里(ふおう みゆり)
・和羽の陽キャ仲間1。モデル系長身美人。サバサバギャル。
◯知来 景(ちらい けい)
・和羽の陽キャ仲間2。地雷系のツインテール美少女で不思議系。