あらすじ
伝説の編み図から、三百年間封印されていた悪魔――アズラエルが現れてから、リディアの日常はすっかり変わった。
どう見てもふわふわの毛玉なアズラエルとともに、リディアはさまざまな宝探しの依頼を引き受けることになる。
失われた秘宝。
古い編み図。
魔物の毛から作られた毛糸。
そして、誰も編めなくなった幻の編み方。
宝を探して報酬を手に入れても、アズラエルのフルーツ代へと消えていく。
そんな日々の中で、リディアは少しずつ気づいていく。
あの編み図には、まだ知られていない秘密がある。
そして、三百年間封じられていたアズラエル自身にも――。
編み物好きのトレジャーハンターと、偉そうな毛玉悪魔。
これは、一人と一匹の、ちょっと不思議な宝探しの物語。
※一話完結版『伝説の編み図を編んだら、偉そうな毛玉が出てきた』では、リディアとアズラエルの出会いを描いています。
本作は、その後の二人の物語です。短編版を読んでいなくてもお楽しみいただけます。