あらすじ

45歳、独身。国立大学院卒、大手メーカー系列勤務、年収700万円。 杉本は、自分が結婚できない理由を「身長166センチだから」と考えていた。 だが七年前、38歳だった彼には、結婚相談所の団体割引も、女性と自然に話す経験を増やす機会もあった。それでも彼は「まだ早い」「相談所は最後の手段だ」と先送りし、成果の出ないマッチングアプリを使い続けた。 仕事では、リスクの高い問題から手を付け、期限から逆算し、失敗すれば方法を変える。 なのに、自分の人生だけは違った。 変えられない条件が不利なのは事実だ。それでも、何もしないことは現状維持ではない。 七年越しに、自分の「着手の遅さ」と向き合う男の短編小説。

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カクヨム
カクヨム2026/08/30
  • 現在の作品人生だけ、着手が遅い