あらすじ
「……”君”が”私”を愛することはないだろう」
結婚式当日に初めて顔を合わせた仏頂面の夫・キリアンはそう言い放った。
意味が分からないと思いつつ、妻・クリスティーヌは夫とともに結婚式へ向かう。
――何があろうと私たちは結婚する以外に道はない。だってこれは政略結婚なのだから。
そして初夜。
寝室に現れないキリアンを待ちくたびれたクリスティーヌは夫の私室へと向かう。
そこには銀毛のもふもふとした子フェンリルがいた。
「もしかして、あなたが私の旦那様だったりするのかしら?」
「ギクッ」
昼の仏頂面と、夜の感情豊かなキリアン。
そのギャップがクリスティーヌにはたまらなくて――。
もふもふ旦那様との、ちょっと不思議で幸せな新婚生活。
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