あらすじ
帝国でも有数の武門として知られるウェールズ家。その末娘アリスは、優秀すぎる三人の兄たちに囲まれて育った。
剣の才能に恵まれた長兄レオン、兄貴肌で人望の厚い次兄カイル、負けず嫌いな天才肌の三兄ルーク。それに比べ、自分にはこれといった特別なものがない。そんな劣等感を抱えていたアリスはある日、婚約者エリオットから突然婚約破棄を告げられる。
しかも彼から突きつけられたのは、「ウェールズという名前がなかったら、君には何の価値が残るんだ?」
という、アリスがずっと恐れていた言葉だった。
傷つきながらも婚約破棄を受け入れたアリスは、兄たちにも「余計なことはしないで」と念を押す。
しかし、その日の夜。大切な妹を「何の価値もない」と言われた三人の兄たちは、話し合っていた。
どうやら彼らは、可愛い妹を傷つけた元婚約者を、このまま放っておくつもりはないらしい。
そして翌日、過保護すぎる三人の兄たちは、妹の元婚約者を全力でボコすのだった。