あらすじ
舞台は蒸気機関の発達した世界。
軍事国家ヴィドラニアは、蒸気機関、小銃火器などの工業技術の発展、そして“導術士”の育成及び組織的運用によって戦果を挙げ、またたく間に領土を拡大していった。
数年に亘ったその領土戦争の終結から十五年後。
地方都市サルト。
“救国の英雄”。かつての戦争で名を馳せたその男を探すため、フェリスはその街を訪れていた。
小さな町工場で押しかけ従業員となり、父親譲りの機械いじりの腕前をいかんなく発揮するフェリス。
彼女を雇い入れたジェドは、工場の主でありながら、蒸気トラクターの整備もおぼつかず、客からも『直るかどうかは博打』と揶揄される冴えない四十路男だ。
ある夜、フェリスを狙った男達により、ジェドの工場が襲われた。
フェリスは捕らえられ、ジェドは銃弾に倒れる。
連れ去られる寸前、“救国の英雄”が青白い光をたたえ、その姿を現した──。
※一話毎の査読及び誤字脱字の確認に生成AI(Claude)を使用しています。
本文の執筆と構成は全て自身で行なっています。