あらすじ
女子校に通う高校三年生、水瀬澪。
放課後に通うカフェには、いつも窓際の席でブラックコーヒーを飲む一人の男性がいた。
会社員として働きながら、デザイナーを目指す相沢陽翔。
いつも店員への小さな気遣いを忘れず、ある日、怖さに震えながらも困っていた澪のために立ち上がってくれた。
それをきっかけに、会えば挨拶を交わすようになった二人。
文化祭のポスター制作を通じて少しずつ言葉を交わすうち、澪は自分の中に生まれた初めての感情について考え始める。
誰かと一緒にいたいと思うことと、誰かのようになりたいと思うこと。
カフェオレしか知らなかった十八歳の少女が、ある人との出会いを通して少しだけ大人になっていく物語。