あらすじ
定年まであと5年だった60歳の会社員は、工場で若い作業者を助け、労災で命を落とした。
目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界。
しかし魔力なし、剣術なし、加護もなし。おまけに若返ってすらいない。
「こんな老人を、何に使えというのだ」
そう言い放ったのは、銀髪の美人上司・レティシア。
俺にあるのは、37年間現場を歩いて身につけた経験だけ。
だが、事故が当たり前のこの世界では、その経験が思わぬ力を発揮して――。
役立たず扱いだった60歳の男が、少しずつ周囲に必要とされていく、異世界お仕事ファンタジー。