あらすじ
海と鉄道、古い石造りが残る港町。
転校してきたばかりのセラは、何でもきちんと決めておきたい少女。
そんな彼女の隣にいるミナは、ぼんやりしているのに、誰も気にしない違和感だけは見逃さない。
五年に一度の仮面祭の翌朝、十二人が帰らなかった。
そして水路から見つかったのは、十三枚の仮面。
十二枚には失踪者たちの名前。
最後の一枚に書かれていたのは――
「セラ」
けれど、セラはここにいる。
世界を決めつけないミナと、曖昧なままではいられないセラ。
正反対の少女二人が、華やかな仮面祭の夜に生まれた奇妙な失踪事件をほどいていく。
ゴシックな港町を舞台にした、少女バディ・キャラクターミステリ。