あらすじ
原因不明の「未確認災害」によって、故郷を失った青年―小鳥遊一(たかなしはじめ)。
海外のテニスアカデミーに留学していた彼は、故郷で起きた災害の唯一の生存者だった。
しかし、帰国した彼を待っていたのはかつての日常が消えた現状だった。
災害から時が経ち、彼の周りで不可解な現象が起こるようになる。
誰もいないはずの部屋からの物音。部屋の隅に現れる黒い影。
やがてそれは一の前に姿を現す―「遺霊」だった。
そんな遺霊を祓い、魂をもとある場所へ還す者達―「葬霊衆」。
彼らとの出会いをきっかけに、自らの身に起きている異変の真相へと近づいていく。
これは死者が遺した「望み」と、今を生きる者達の「想い」を巡る物語。