あらすじ

ダンジョン専門の避難誘導員、丹野圭。 能力は、地上への逃げ道を作る【非常口】。 通せるのは、自分の手で触れた相手だけ。 自分が通れば、扉は閉じる。 だから圭は、いつも最後に帰る。 ある日、救助を待つ列の最後尾に、子供を抱えた階層ボスが並んでいた。 「……俺たちも、出ていいのか」 連れ帰った先は、避難場所として貸し出している実家の元食堂。 巨大なボスは椅子を壊さないよう床に座り、四本の腕で小さなコップを持った。 しかし、彼が差し出した地図には、攻略情報に載っていない町が描かれていた。 学校。パン屋。配給所。 そして、まだ逃げられずにいる住民たち。 倒せば英雄。 助けたら、明日からの飯を考えなければならない。 攻撃スキルのない避難誘導員と、帰る場所をなくしたボスたちの、救助と暮らしの現代ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/19
  • 現在の作品ダンジョンに非常口を作ったら、ボスが避難してきた