あらすじ

クラスメイトの久遠すずは、地味で気弱な女子高生だ。 ボサボサ頭に分厚い眼鏡。身長一四〇センチ台。 教室では誰にも気に留められない。 ただし彼女は、いつも赤い布に包まれた一メートル以上の長物を持ち歩いている。 そしてなぜか、それが見えているのは俺だけらしい。 そんなある日、学校に妖異が現れる。 派遣されてきた一級退魔士・神楽坂詩乃さえ敗れたその放課後、すずは面倒くさそうにため息をついた。 「仕方ないですね」 赤い布が、ほどける。 教室の最底辺にいた少女の正体を、俺はまだ何も知らなかった。

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カクヨム
カクヨム2026/09/19
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