あらすじ
伯爵令嬢シャーロットは、昔から何でもできる優秀な令嬢だった。
「あなたならできる」
「あなたに任せれば安心」
「立派な侯爵夫人になれるわ」
期待されれば断れず、それ以上に頑張ってしまう。
だから誰にも言えないけれど、シャーロットは期待されることが大嫌いだった。
そんなある日、婚約者から告げられる。
「君には失望したよ」
普通なら傷つくはずのその言葉に、シャーロットは――。
「⋯⋯本当ですか? ありがとうございます!」
もう期待されていない。
つまり、もう頑張らなくていい!
これは期待されることに疲れ果てた完璧令嬢が、誰かの期待ではなく、自分のために生き始めるお話。