あらすじ

「君との婚約を破棄したい。エミリア嬢と結婚することにした」 笑い方に品がないと言われてから、人前で扇を手放せなくなったセシル。 好きな人に嫌われたくなくて頑張った二年間は、突然終わってしまった。 その日の午後、顔見知りの騎士オスカーが訪ねてくる。 泣いている私を、気の毒に思っているのだろう。 そう思ったのに、彼は真面目な顔で告げた。 「以前から、あなたが好きでした」 「これから、笑わせる役を、私にください」 まだ悲しい。それでも、一緒に喜劇を見に行く約束が嬉しい。 けれど劇場で元婚約者に会うと、「この前は、あんなに泣いていたのに」と言われて――。 失恋した令嬢が、自分の笑い声と新しい恋を取り戻すお話。

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小説を読もう2026/09/19
  • 現在の作品婚約破棄で泣いていたら、騎士様に「笑わせる役を、私にください」と言われました