あらすじ

伯爵令嬢オレリアは、婚約者であるフィリベール・アルトーの邸で行儀見習いをしている。 女学院に通う令嬢にはよくある実習であり、婚約者も当然知っているはずだった。 ところがある日、学院の寮にいるはずのフィリベールが、幼馴染みの令嬢ナディアを連れて帰省してくる。 「なぜここにいるんだ?」 (……手紙でお知らせしましたけど) しかもフィリベールとナディアは、愛称で呼び合うほど親しいらしい。 手紙は届かない。 会う約束もない。 帰省の予定も知らされない。 それでもフィリベールには、オレリアを蔑ろにしているつもりなどなかった。 なぜなら、アルトー家には「多くを語らない」という家訓があるから。 ――けれど、語らないことで守られるものもあれば、壊れてしまうものもある。 これは、言葉が足りなかった婚約者たちと、いくつもの勘違いから始まったすれ違いの物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/09/19
  • 現在の作品婚約者は私ですよね?~口は災いの元だと言葉が足りないのもいかがなものでしょう~