あらすじ

「おまえみたいな無課金一行コメント勢なんて、名前も覚えられてないだろ」 人気Vtuber・星守ユナ初の個別トークイベント。 高額スパチャを投げて認知を自慢する仲間に笑われながらも、カズキは「自分は大勢のリスナーの一人にすぎない」と納得していた。 特別な才能も金もない自分ができるのは、毎回の配信終わりに、短く温かい感想を一行だけ残すことくらいだったからだ。 しかし、仕切られたブースに入り、モニターの前に立った瞬間――。 画面の中の星守ユナは息を呑み、泣きそうな笑顔で言ったのだ。 「――やっと、やっと会えましたね、カズキさん」 誰にでも言える営業トークじゃない。 彼女が口にしたのは、カズキが何ヶ月も前に残した、あの日の一行コメントだった。 大勢の中の背景だったはずのリスナーが、推しにとって「毎回一番に探す大切な一人」だったと知る、優しく痛快な特別承認ストーリー。

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カクヨム
カクヨム2026/09/19
  • 現在の作品「おまえなんて名前も覚えられてないだろ」と推し活仲間に笑われてた俺、人気Vとの初対面イベントで開口一番「やっと会えましたね」と言われた