あらすじ
物語は、終わった。
けれど、余白は残った。
そこに、誰かが一行を置いていく。
本作は『彼女の』シリーズの隙間から零れ落ちた【世界観断章】です。
――観測記録を残す者たち――
カノジョ / カレシ / 雇い主 / 長老 / 女将 / 博士 / 青年 / 隊長 / スター / 監査役 / 学生
それぞれが、自分のいる場所から、この世界について短い言葉を残していきます。
物語を説明するためではありません。
答えを示すためでもありません。
ただ、その人物にしか見えなかったものを、一行ずつ置いていくのです。
あるものは「観測」について。
あるものは「記憶」について。
あるものは「問い」について。
あるものは「哲学」について。
一つひとつは、数百文字ほどの小さな断章。
けれど、それらが重なったとき、別々だった物語の間に、細い線が見えてくる。
正しい読み方はありません。あなた自身の余白を残しながら、お迷い込みください。
【本作について】
・1話あたり200~500文字前後の超短編(断章)で構成されています。
・シリーズ知識がなくても、一編のエッセイとしてお読みいただけます。
・既読の方は、さらに深い世界観の裏側(余白)を味わえます。
・創作論・物語論・執筆論・読書論・小説の書き方・プロット論の参考にご覧ください。