あらすじ
ある日、世界中から200万人の人間が消えた。
目を覚ました先は、十の国家に分けられた謎の世界。
そして告げられる。
――ここは「戦争ゲーム」だと。
戦績によって決められた役職。
国家を動かす天皇。
その下に立つ将軍。
そして、数え切れないほどの歩兵。
主人公、水戸優介は、戦争ゲーム、Emperor Roadで高い戦績を残していた普通の高校生。
そんな彼に与えられた役職は――【天皇】。
国家予算は100兆円。
戦争も、同盟も、法律も、すべて天皇が決められる。
さらに、この世界では金さえあれば、原則として何でも買える。
武器も。
土地も。
企業も。
そして――国家さえも。
「これはゲームだ」
そう思っていた。
しかし、このゲームには何かがおかしい。
ゲームマスターは、人間を「数字」や「駒」と呼ぶ。
なぜ200万人なのか。
なぜ十の国家なのか。
そして、このゲームを作った本当の目的は何なのか。
戦争だけが勝利への道ではない。
金、政治、外交、裏切り、そして人間の選択。
二百万人の運命を握った少年は、
この「戦争ゲーム」の本当の意味に辿り着けるのか。
――これは、戦争をするゲームではない。
人間そのものを試すゲームだ。