あらすじ
慈悲深く清楚な聖女――そう世間から崇められるミリーには、誰にも知られていない裏の顔がある。
売られた喧嘩は倍返し。悪党には一切の慈悲なし。
脅迫、横領、汚職、悪事の証拠を徹底的に集め、笑顔で破滅へ叩き落とす――それが“性悪聖女”ミリーの流儀だった。
そんな彼女の共犯者は、王室直属の異端審問局長にして近衛騎士団長、ユリシーズ公爵。
冷酷無比と恐れられる彼もまた、ミリーの本性を知りながら、むしろ誰より深く彼女を気に入っていて――。
これは、慈悲深い聖女を演じる性悪令嬢と、彼女を溺愛する王室の番犬が、今日も仲良く悪党を地獄へ送る物語。