あらすじ

ゲームの中なら、俺は世界一だった。 FPS世界ランキング1位――通称《神眼のエイイチ》。 敵の位置を読み、数百メートル先から頭を撃ち抜く。 そんな化け物じみた腕前を持つ多田野英一は、現実では高校卒業後の就職に失敗し、部屋に引きこもってゲームだけを続けていた。 しかし、ある夜。 一匹の猫を助けたことで命を落とした英一は、女神からユニークスキル【FPSシステム】を授けられ、剣と魔法の異世界へ転生する。 視界にはミニマップ。 手には愛用していた銃。 そして、生物の頭上には――赤・黄・青のマーカー。 「……これ、ゲームと同じじゃねえか」 魔物の群れだろうが、巨大なオーガだろうが関係ない。 世界ランキング1位のエイムに、異世界の常識など通用しない。 そんな英一が出会ったのは、借金まみれの工房を一人で守るドワーフの少女・マミユだった。 FPSしか取り柄がなかった引きこもりと、父の工房を守りたい少女。 二人が出会ったとき、英一の人生は初めて動き始める。 だが――。 「これはゲームじゃありません!」 敵を示す《赤マーカー》を信じ、ためらいなく引き金を引いた英一を待っていたのは、経験値でも報酬でもなかった。 自分を信じてくれていた少女のマーカーが、 《青》から《黄》へ変わる瞬間だった。 これは、FPS世界1位だった引きこもりが、 銃では撃ち抜けない「異世界」と「人の心」を攻略していく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/19
  • 現在の作品『FPS世界1位の引きこもり、異世界で赤マーカーを撃ち抜く』