あらすじ

鬼と人の社会を繋ぐ人型人工食糧《ニエ》。 ニエの少女が鬼になったなら、食べられる側はもう卒業? ところがどっこい、鬼となろうが食糧根性はまるで抜けなかった。 古き鬼カミラの気まぐれで鬼となったニエの少女、ハニ。彼女はとびきりの笑顔で宣う。 「どうぞ、私を召し上がってください!」 食べてもらえれば嬉しい。 誰かの役に立てるならもっと嬉しい。 家事も勉強も仕事も全力投球。 必要とあらば、手足が飛ぼうが爆散しようが笑顔で応える。 そんなハニと暮らすのは、隙あらば彼女を齧って可愛がる古き鬼カミラ、生真面目で世話焼きな元鬼狩りの鬼ベント、肝の据わった元狩人の老女レイン。 「ハニはお役に立ちましたか?」 「ええ、素晴らしい仕事だったわ」 美味しく食べて、慈しんでくれる家族のため、ハニは今日も邁進するのだ。 自分を“代わりのきく食べ物”だと思っている少女が、食べられたり、誰かを助けたり、恋をしたり、時々盛大にバラバラになったりしながら、少しずつ「家族」になっていく。 血生臭いのにどこかあたたかい、鬼と人と食糧少女の異種族疑似家族ファンタジー。 ※この作品はカクヨムおよびハーメルンにも投稿しています。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/19
  • 現在の作品ニエはおやつに入りますか? 〜食糧少女、鬼の家族になる〜