あらすじ
「君との婚約を、今日限りで破棄する」
妹を守るためにすべての罪を背負い、悪女と呼ばれ続けた公爵令嬢エレノア。
愛していた王太子からも見捨てられ、彼女は誰にも告げず王都を去った。
けれど、彼女を待っていたのは、幼い頃から彼女を想い続けていた隣国の公爵だった。
「もう誰かに愛されるために、生きなくていい。
これからは、私が君を幸せにする」
ようやく自分の人生を歩き始めたエレノア。
一方、彼女を追放した王太子は、彼女がいなくなって初めて知る。
彼女が背負っていた罪の、本当の意味を。
そして王宮に届いた一通の手紙。
そこには、誰にも知られてはいけなかった「あの日の真実」が記されていた――。