あらすじ

女子大生5人が出会ったのは、腹の出た49歳の酒飲みだった。 日雇い。女好き。口は悪い。 本人は何度呼ばれても、「先生じゃねえ」と言う。 なのに。 ボクシングのことだけは、妙に知りすぎていた。 真面目すぎて全部を背負う綾乃。 人とぶつかることを避ける美波。 強く打てるのに、相手を傷つけることを怖がるひまり。 正しいデータを集めるほど、判断が一歩遅れる千尋。 ボクシング一家に生まれ、自分自身の拳を探す律。 正式な部ですらない5人の女子大ボクシングチームに、なぜか居ついてしまった男。 彼は答えを教えない。 褒めもしない。 コーチになるつもりもない。 ただ、選手が負けたときだけ言う。 ――次は? 彼女たちには、まだ次の試合がある。 その男には、なかった。 これは、次の試合を失った男が、誰かの「次」を作るようになるまでの物語。

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小説を読もう2026/09/19
  • 現在の作品次は、私が決める。 ~女子大ボクシング部と、居場所をなくした中年コーチ~