あらすじ

リナとミアは、花を売りながらその日暮らしをする二人の少女。 お金はない。 立派な家もない。 食事に困る日だって珍しくない。 それでも二人には、いつか貧しい暮らしから抜け出し、一緒に幸せになるという夢があった。 そんなある日、ミアは市場の片隅にある古道具屋で、不思議な首飾りを見つける。 値段は銅貨二枚。 けれど、二人の手元にあるお金はほとんどない。 そこでミアが差し出したのは―― 銅貨一枚と、売れ残った一輪の花だった。 ただの安物だと思って買った首飾り。 しかし、その夜。 嵐の中で首飾りが突然輝き始め、石の中からセレネと名乗る謎の少女が現れる。 そして二人は知らされる。 その首飾りは宝石ではない。 世界のどこかに存在する伝説の「宝石宮殿」へとつながる、失われた鍵だったのだ。 宮殿に眠る原初の宝石。 封印された過去。 そして、世界に広がり始めた異変。 「宝石宮殿まで連れていって」 セレネの願いをきっかけに、何も持たなかった二人の少女は、生まれて初めて故郷の外へ旅立つことになる。 毒の沼。 奇妙な屋敷。 失われた記憶。 そして二人を待ち受ける、宝石宮殿の秘密。 旅の始まりにリナとミアが欲しかったものは、お金だった。 けれど旅の果てで二人が見つける「宝物」は、本当に金貨や宝石なのだろうか。 銅貨一枚と一輪の花から始まる、二人の少女の冒険ファンタジー。

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小説を読もう2026/09/19
  • 現在の作品銅貨一枚と一輪の花で買った首飾りが、世界を救う鍵でした