あらすじ
野口総合商事の営業部で、新規開拓チームに配属された景司と崇。昔からの友人である二人は、性格がまるで正反対だった。景司は何事も早く決めたがる「新幹線」。一方の崇は、相手の話をじっくり聞く「各駅停車」。当然、営業先でも二人のやり方は衝突する。景司は契約を急ぎ、崇は話を聞く。失敗を経験し、時には大げんかもしながら、二人は少しずつ相手のやり方の意味を知っていく。やがて、速さだけでは見えないもの、待つだけでは動かないものがあることに気づく。五件の新規契約を目指す中で、二人は互いの短所と思っていた部分こそ、自分にはない大切な力だと知る。速い人と遅い人。正反対だからこそ支え合える。これは、そんな凸凹コンビが、仕事を通して友情と人の心を学んでいく、笑いと温かさに満ちた物語である。