あらすじ
何なんだよ、君。
高校二年生の春。
僕のクラスに、一人の転校生がやってきた。
名前は、白石凛。
無口で、少し不思議な女の子。
なのに、なぜか僕にだけ話しかけてくる。
「今日、一緒に帰らない?」
「……なんで?」
「なんとなく」
次の日には、
「昨日、夢に出てきた」
「……何なんだよ、君」
僕がそう言うと、彼女は笑った。
だけどある日、彼女が突然言った。
「私、君に会うの……初めてじゃないよ」
意味が分からなかった。
それから僕は、彼女が隠している過去を知ることになる。
「何なんだよ」と思っていた彼女の言葉が、少しずつ僕の過去とつながっていく。
――これは、忘れていた約束を探す青春物語。