あらすじ

深夜の喫煙室。一ヶ月かけて培養した細胞データを、自分のくだらない操作ミスで全部飛ばした。ヨレヨレの白衣、点かないライター、自己嫌悪。 そこに横から火を差し出してきたのが、営業部のエース・成瀬桜史郎だった。同期で、部署違いで、深夜にたまに同じ煙草を吸うだけの男。 「ぶっちゃけ、紺野の顔とか性格とか、俺全然好みじゃないんだけどさ」 身体目当てだと言い切られた。結構。こっちも一ヶ月分の絶望を上書きしたいだけだ。 (……精々、最高級の道具として稼働しなさいよ。エース様) 翌朝、「ストレス発散になりました。便利でした」と言って別れた。それで終わるはずだった。 ——その日から、あの男の様子がおかしい。 「俺をただの道具だと思っててもいい。バイブでも、ルンバでも。……その代わり、ずっとここにいさせろよ。一生、俺に飼われてろよ」  好みじゃないと言ったくせに。  身体目当てだと言ったくせに。  飼っていたのは、どっちだったのか。 ※性描写があります。 ※理屈で生きてきた研究職の女が、理屈ごと溶かされる執着溺愛ものです。

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エブリスタ
エブリスタ2026/09/18
  • 現在の作品「好みじゃない」と言い放った極上エリート同期に、細胞レベルで執着されています♡