あらすじ
光と闇が支配する世界には、幾つもの時代を越えて、誰一人として破ることのできなかった法則が存在していた。
それは――
どの時代にも、必ず一人の「光の力を持つ者」が現れ、そしてもう一人、「闇の力を持つ者」が現れるというもの。
そして二人に定められた運命は、いつも同じだった。
――どちらか一人が、もう一人を殺すこと。
互いを憎んでいるかどうかなど関係ない。 その運命から逃れることは、誰にも許されなかった。
すべての始まりは、遠い昔に犯された一つの謎めいた罪。
その罪は世界の均衡を脅かし、やがて人間たちに光と闇の力が宿るきっかけとなった。
しかし、時が流れても、人々はその罪から何も学ばなかった。
そして今もなお、世界はその罰の中にある。
そんなある日――
光の力を持つ者と、闇の力を持つ者が出会う。
だが、二人は互いを敵だとは思わなかった。
憎しみでもなく、争いでもなく――
二人が選んだのは、「友達になる」という道だった。
それは、長い歴史の中で一度も起こらなかった出来事。
もし、この友情が――
幾世代にもわたって続いてきた運命を変えることができるとしたら?
二人は、誰にも破れなかった法則を覆すことができるのだろうか。
それとも最後には、運命が二人のうちの一人に、もう一人を殺させるのだろうか。
二人はまだ知らない。
自分たちの友情が、世界の運命そのものを変える可能性を秘めていることを――。
光と闇が出会ったその時、 世界の運命を変える物語が始まる。
――天の下で結ばれた、二人の友の誓いの物語。