あらすじ

日本で裁判官をしていた僕は、異世界へ転生した。 そして今の職業は、王国国家司法院に勤める「司法官」。 世界が変わっても、人が暮らしている以上、争いは起きる。 そして驚くべきことに、この世界にもちゃんと法律があった。 ただし――前例がない。 ドラゴンに干し肉を与えたら懐かれてしまった男は、「ドラゴンを私兵化した」として国家転覆罪に問われた。 魔王を倒した勇者に国王が約束した「望みを何でも叶える」という言葉に、法的な効力はあるのか。 馬車と衝突したケンタウルスは、歩行者なのか。それとも車両なのか。 「午後に飲むこと」を条件に売られた『午後のポーション』を午前中に飲んだ客に、詐欺罪は成立するのか。 日本で何件もの裁判を見てきた。 判決だって書いてきた。 だが当然、こんな事件を裁いたことは一度もない。 しかも司法官の仕事は、裁判だけではなかった。 弁護に、法解釈、判例の調査――必要なら、新しい法律の草案まで。 条文も証拠もあるが、答えはどこにも載っていない。 元裁判官の司法官が、剣と魔法の世界で巻き起こる前例なき事件に挑む、異世界司法コメディ。 [注意] ※本作はフィクションです。実在の人物・団体・法律・制度・判例等とは関係ありません。また、物語の構成・演出上、法律や司法制度等を簡略化・誇張して描写している場合があります。

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小説を読もう2026/09/19
  • 現在の作品異世界六法~元裁判官が挑む、前例なき異世界裁判~